株式会社モアテック 取締役 宮崎徳三が遮熱型放熱住宅について語ります。
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上棟です。
維持管理、劣化の軽減―等級3
ちょっと待った!!住宅版エコポイント 窓断熱改修編
ちょっと待った!!住宅版エコポイント 窓断熱改修編
先日、瑕疵担保保険とエコポイントの講習会が京都会館第一ホールでありました。それを聞いていて、なにか、もやもやしたものが頭の中にでてきました。ガラスの取替えや、サッシの取替えって、そんなに安価に出来ませんよ。って。
そこで、ちょっと計算してみました。
ガラスコートにエコポイントは付いていませんが、
窓の性能向上リフォームをすると、エコポイントがもらえます。
例
窓の大きさ(国土交通省の資料に参考で載っている窓の大きさ)
大(2.8㎡以上)→幅1.6m×高さ2.0m 3.2㎡
中(1.6㎡~2.8㎡)→幅1.6m×高さ1.5m 2.4㎡
小(0.2㎡~1.6㎡)→幅1.6m×高さ0.35m 0.56㎡
として計算です。
① 単板ガラスを複層(ペア)ガラスに変更する。
エコポイント
大窓 ガラス1枚につき、7.000ポイント 2枚で14.000ポイント
ガラス代42.560円+施工費7.000円=49.560円 約15.490円/㎡
49.560円-14.000P=35.560円
中窓 ガラス1枚につき、4.000ポイント 2枚で8.000ポイント
ガラス代31.920円+施工費7.000円=38.920円 約16.200円/㎡
38.920円-8.000P=30.920円
小窓 ガラス1枚につき、2.000ポイント 2枚で4.000ポイント
ガラス代7.450円+施工費7.000円=14.450円 約25.800円/㎡
14.450円-4.000P=10.450円
② 既存の窓の内側に樹脂製の内窓を設置する。
エコポイント
大窓 1窓につき、18.000ポイント
大窓 インプラス窓セット48.770円+施工費7.000円=55.770円 約17.430円/㎡
55.770円-18.000P=37.700円
中窓 1窓につき、12.000ポイント
中窓 インプラス窓セット35.820円+施工費7.000円=42.820円 約17.840円/㎡
42.820円-12.000P=30.820円
小窓 1窓につき、7.000ポイント
小窓 インプラス窓セット15.080円+施工費7.000円=22.080円 約39.430円/㎡
22.080円-7.000P=15.080円
③ 古い窓を枠ごとはずし、新しい窓に入れ替える。(内外部補修程度)
※施工費には、木工事+左官+塗装+内装+処分、養生費
エコポイント
大窓 1窓につき、18.000ポイント
大窓 ペアガラス窓64.760円+施工費80.000円=144.760円 約45.240円/㎡
144.760円-18.000P=126.760円
中窓 1窓につき、12.000ポイント
中窓 ペアガラス窓47.220円+施工費80.000円=127.220円 約53.000円/㎡
127.220円-12.000P=115.220円
小窓 1窓につき、7.000ポイント
小窓 ペアガラス窓24.450円+施工費80.000円=104.450円 約186.520円/㎡
104.450円-7.000P=97.450円
と、エコポイントを使ったとしても結構なお値段です。
ガラスコートの基本的な施工費の場合は
~10㎡ 10.000円/㎡
~30㎡ 8.000円/㎡
30㎡以上 6.000円/㎡
一般家庭で10㎡までとして10.000円/㎡で計算すると。(1番高い施工単価)
大 3.2㎡×10.000円=32.000円
中 2.4㎡×10.000円=24.000円
小 0.56㎡×10.000円=5.600円
ここで価格差の検証 エコポイントを使ったとしても、
単板ガラスを複層(ペア)ガラスに変更した場合の差
大窓 35.560円-32.000円=3.560円 ガラスコートが安い。
中窓 30.920円-24.000円=6.920円 ガラスコートが安い
小窓 10.450円-5.600円=4.850円 ガラスコートが安い
既存の窓の内側に樹脂製の内窓を設置する。
大窓 37.700円-32.000円=5.700円 ガラスコートが安い
中窓 30.820円-24.000円=6.820円 ガラスコートが安い
小窓 15.080円-5.600円=9.480円 ガラスコートが安い
古い窓を枠ごとはずし、新しい窓に入れ替える。(内外部補修程度)
大窓 126.760円-32.000円=94.760円 ガラスコートが安い
中窓 115.220円-24.000円=91.220円 ガラスコートが安い
小窓 97.450円-5.600円=91.650円 ガラスコートが安い
新しい窓に入れ替えの工事は論外として、どのタイプの断熱改修をして、エコポイントをもらったとしてもガラスコートが安いのは明らかです。
各窓一箇所づつ改修したとすると、
単板ガラスを複層(ペア)ガラスに変更した場合 15.330円ガラスコートが安い
既存の窓の内側に樹脂製の内窓を設置する場合 22.000円ガラスコートが安い
古い窓を枠ごとはずし、新しい窓に入れ替える場合 277.630円ガラスコートが安い
オフィスなど窓面積が多いところなら金額の差はもっと開くでしょう。
性能の評価から考えると、
遮熱性能はガラスコートが1番、ペアガラスが2番、インプラス窓が3番
紫外線カットはガラスコートが1番 他の窓は紫外線カットの性能無し
断熱性能は、インプラス窓が1番、ガラスコート、ペアガラスが同じくらい
※窓だけの断熱性能が高くても、温熱環境はそんなに影響うけませんが。
これでも、安くて高性能なガラスコートがあるのに、エコポイントをもらうだけの為に高価な窓断熱改修工事をしますか?
エコポイント30万ポイントもらうのに
①単板ガラスを複層(ペア)ガラスに変更
大ガラスで約92万円の費用
②既存の窓の内側に樹脂製の内窓を設置する
大サッシで約93万円の費用
③古い窓を枠ごとはずし、新しい窓に入れ替える
大サッシで約240万円
3番目はやはり論外として、①②でも30万円もらうのに約60万円の出費。
そんなことに約60万円も使うのなら、省エネ家電を買うなり、照明をLEDに変更するなり、高効率の給湯設備を買ったほうがよっぽどエコになると思いますが。
ご存知ですか、家庭におけるエネルギー消費の実態で給湯・照明・家電で約65%を占めるのを。
最後に一言
なぜに、せっかく安くて高性能な商品があるのに、わざわざ高い商品にエコポイントを付加する必要があるのでしょうか?ガラスコートなら、一般家庭で半額以下、オフィスなんかだと、30万ポイント(30万円)までなら無料で工事が出来て、快適に暮らせて、CO2の削減にも役立つのにと。
トヨタ・プリウスの実力
身近にハイブリッドカーに乗っている人間がいなかったので、あまり深く考えていなかったのですが。
・何でも吊ります・洋平クレーンの社長が、プリウスに乗り換えたそうです。
先日の棟上時に会ったときに聞きました。
燃費を聞いてビックリしました。1回の給油で900kmぐらい走るそうです。「ガソリン入れるのを忘れてしまう」と言ってました。
リッター約21kmぐらいだそうです。私の乗ってるトヨタ・イプサムはリッター約7kmです。だいたい350kmぐらいでガソリン入れます。
単純に満タンにガソリン入れると。
プリウス 40ℓ×120円 4.800円
イプサム 60ℓ×120円 7.200円 その差2.400円/1回
イプサムは週に1回ぐらいガソリン入れます。7.200円×4回 1ヶ月で28.800円。
プリウスでは1ヶ月で給油1.6回ぐらいの計算 4.800円×1.6回 1ヶ月で7.680円
その差1ヶ月21.120円 1年で253.440円 5年で1.267.200円 普通乗用車なら中古車でもそこそこのグレードの車が買える金額です。自分で地球温暖化預金と名づけて、貯金できそうです。
お金の計算もそうですが、給油量なら、
イプサム 60ℓ×4回×12ヶ月 2.880ℓ
プリウス 40ℓ×1.6回×12ヶ月 768ℓ
その差年間2.112ℓ 5年で10.560ℓ
CO2がどれくらい削減になるかわかりませんが、とんでもない車が出来たようです。次は水素燃料で走る車。ゆくゆくは、太陽光?原子力?
未来はどんな車がはしるのでしょう。
プリウス 欲しくなりました。
太陽光発電パネル
汚れの付かない加工をしておきませんか!
太陽光発電の売電価格が今までの2倍になり、補助金もたくさん出るようになり、太陽光発電が以前にもまして、もてはやされています。それとは関係ないのですが、屋根の上に設置した太陽光パネル掃除しなくて大丈夫なんでしょうか?
表面の強化ガラスが汚れると発電効率が落ちるのは、だれにでもわかることです。よく、天窓を設置したお宅で、引渡し時に天窓の外側はどうして掃除するのですか?と聞かれることがあります。その場合の私の答えは{宮:掃除はしません。お施主様:なぜ?あの窓、汚れるじゃないですか?宮:あれは、窓ではありません、採光の為にたまたま屋根が透明になっているだけです、お客様、屋根って掃除しませんよね。お施主様:なるほどね。}て。
太陽光発電パネルのメーカーサイト等には、数年に一度はパネルの掃除をして下さいと書いてありますが、屋根の上に置いてあるパネルを清掃するのは、素人には、死を覚悟して取り組まなければ無理な話ですし、プロにまかすにしてもそんなに簡単な話ではないですし、費用もそれなりに必要です。また、パネル表面に付いた汚れは、ほとんど雨で流れ落ちますと書いてあります(掃除をしないと、年間1.0%から2.2%発電効率が低下していく書いてあります)。ですが、公共施設等でガラス張りの屋根や壁のある所で、掃除がしにくい場所はそんなにきれいでしょうか?一般住宅の天窓やカーポートの屋根等結構汚れていると思いますが、車のフロントガラスも掃除しなければどんどん曇っていきます。それで1.0%から2.2%の効率低下で済むのでしょうか?アメリカで検証では3ヶ月に1回清掃しなければ1年間に最大16%発電効率が落ちるというデータもあるそうです。
どちらにしても、太陽光パネルが汚れると発電効率が落ちていくのは事実のようです。天窓なら採光だけですから、それでもすみますが、高額な費用で設置した太陽光発電の効率がよごれで低下したらたまったものではありません。
それを防ぐためにも、太陽光パネルによごれを防ぐ加工をしておきませんか?メンテナンスフリーです。!!
一般的な太陽電池容量3.84kW 約27.7㎡で
27.7㎡×3.000円=83.100円(税込み87.255円)です。太陽電池の太陽年数が20年として、727円/月です。
くわしくは www.eco-b.info/taiden/index.html まで。
棟上です。
ガラスコート施工
16帖用のエアコンで60帖の部屋が暖かいて本当?
先日、花山バレースクール様へ、レバーハンドルの修理及び、レッスンルームの床が陥没しているのを直しにいって来ました。
8年前に新築した床下暖房エアブレス搭載のレッスン場兼住宅です。
レッスン場は木造なのに60帖(約100平米)柱無しで出来上がってます。
平面的には60帖ですが天井高が高いので、容積的には、90帖ぐらいの容量です。
こんにちはと、玄関を入るとなんとなく暖かいのです。
エアブレスを入れておられるのだなと思っていたのですが、よく見ると、空気循環のスイッチは入ってるのですが、肝心の熱源器(灯油ボイラー)のスイッチが入ってません。
どうやら、昨今の灯油代の高騰で使用を制限されているようです。
新築時は2万円/月ぐらいだったのが、2倍ぐらいになっているらしいです。
そうなんです、レッスンルームに付いている16帖用のエアコンで十分に暖かいのです。
家自体の性能を上げて高気密・高断熱にすれば16帖ようのエアコンでも60帖が暖房できるのです。
改めて、気密・断熱の大事さを思い知った瞬間でした。
余談ですが、レバーハンドル等内装の建材は輸入建材を使用しています。
レバーハンドルの部品が壊れました。輸入物は国産品の様にビス1つから売ってくれません。以前は輸入建材を扱う問屋さんがたくさんあったのですが現在はかなり少なくなっています。京都に古くからの付き合いの問屋さんがあるので、なんとか部品をみつけてもらってよかったのですが、これからが思いやられます。
Tホーム「坪25万円の家」の実力は?
Tホーム「坪25万円の家」の実力は?
ほんとに「坪25万円」で家が建つの?性能は?
先日、近所の本屋さんで立ち読みをしている時に、ふっと目に留まった雑誌がありました。
(日経トレンディー)という雑誌です。中身をペラペラと見ていると、ローコスト住宅の代表格、Tホームのことが書いてあるではありませんか。しかも、批判記事でもなく、賛美の記事でもなく、結構掘り込んで真剣に書いてありました。それもしっかりと他社メーカーと比較して!!これから、家を建てる人には大変参考になる記事だと思います。
結果から先に申し上げると。
やはり「坪25万円」では、家は建ちません。付帯工事と言う名の別途工事がびっくりするような金額で入っているようです。(当たり前ですが。)![]()
この記事の信頼できるところは、同条件にて、各住宅会社に、見積りを依頼しているのと、第三者的な立場から、設計事務所に依頼して、見積りを比較してもらってます。
{Aキュラホーム・SbyL・Tホーム・大手メーカー(名前は伏せてありました)}
※Tホームは提案を辞退したそうで、一般客になりすまして見積りを依頼したようです。
1)大手メーカー
スペックは最上だが、コストはTホームの約2倍。
最低坪単価でも最も安いTホームの2倍近く、プランBの2000万円以下という条件は果たせない。オール電化や小屋裏収納、太陽光発電を求めると、さらにコストアップになる。、ただ構造躯体、設備・内装ともに不満点はない。水廻りや電気・ガス関連などの設備はグレードが高い。
2)SbyL
仕様の不満は少ない、ただし間取りは限定。
坪単価はTホームに迫る安さだが、仕様で見劣る面が少なくない。また、プランAは約500プランの間取りから選ぶ送品、プランBは建物の外郭が十数パターンに限られる送品で設計の自由度も譲る。一方、構造性能は、プランAが新省エネ基準にとどまる以外に大きな欠点はない。
3)Aキュラホーム
大きな欠点は見つからないが。坪単価は高め
プランA、Bともに他社と比べて床面積が狭い提案で結果として坪単価も高めだった。構造躯体、設備・内装ともに突出した点は少ないが、致命的な欠点の少ないバランスの取れた設計といえる。唯一、分電盤の回路数が少なめなのは、家族4人で住むとなると多少心もとない。
4)Tホーム
費用対効果は高い、耐震・耐火では他に譲る
プランA、Bともに坪単価は最も安く、コストパフォーマンスは抜群。大半の仕様で大手メーカーと引けをとらない。特に、換気性能が高く小屋裏収納も設置される。その上プランBでは、太陽光発電までが標準装備となる。一方で耐震等級、耐火等級の仕様は、平均レベルにとどまる。
左 (左Tホーム・右大手メーカー) 右 (左Aキュラホーム・右SvsL)
なにわともあれ、やはりというか、当然というか、ローコスト住宅と言っても宣伝に使われるような安い金額では、家は建たないと言うことです。また、坪単価を安く設定している会社は、その分標準外工事(自社の基準)に法外な追加料金を請求して、つじつまを合わせているようですね。Tホームの付帯工事費が突出して高いのがよくわかります。実際には、この金額にまだまだ入っていない工種(外構、エアコン、照明、建築確認費用等)や、諸経費もあるので、家を建てる全体の金額はもう少し必要ですが。
しかしながら、元が安いのでどんなに法外な追加料金を取られても、一般的にはこんな金額では無理でしょうから、そのへんは頭が下ります。雑誌にも書いてありましたが、めんどくさいことは言いません、意匠、ディテールにこだわりもありません。とりあえず、安くて、広くて設備グレードの高い家がよければ、Tホームが一番とのことです。
お宮さんの一言
私は、嫌ですがね。図面みただけで、説明付くような家は。モアテックでも、Tホームの一割増しぐらいでしたら、同じぐらいの家は建てられますが。やっぱり、1割も高ければキムタクが宣伝してるし、みのさんも出てるし、建築費も安いTホームが良いですよね。
家って、最後の最後まで、楽しみにしている何かがあるはずです。お施主さまにその感動を伝えたいもんです。






