2018-04-03
東日本大震災から7年経ちました。住宅の建築に携わる身として、地震対策については絶対に知識と技術を欠かす
ことはできません。もちろん当社でも耐震等級や耐震・制震器具など常に研究を重ねて実装してきました。
しかし、実は地震対策は住宅の構造をしっかり造るだけだけでは不十分なのです。東日本大震災のときにも
そうでしたが、もし真冬に被災したら、もしライフラインが止まってしまったら、被災直後の数日間、
本当に厳しい状況にさらされます。そこで重要なのが住宅の「断熱性」です。
最近では国主導で、ゼロエネルギー住宅の普及が促進されていますが、ZEHは環境負荷を軽減するだけでなく、
災害時の住宅の命を守ることができます。高断熱住宅はエアコンが停まっても長時間を維持できます。
また、耐震性・断熱性と並んで「耐久性」も重要です。地震はいつ来るかわかりません。仮に築30年経ってから
大地震が来ても新築当時の耐久性と断熱性が発揮されるためには、経年劣化を最小限に抑える「耐久性」がなくては
意味がありません。モアテックでは複合的な視点で地震災害対策考えて家づくりをしてますのでご安心ください。